四十九日とは、葬儀が終わって次に迎える節目の日のことです。一般的には亡くなった日を1日目と考え、それから48日後のことを言います。実施される主な儀式は、骨壺に収められた遺骨をお墓に納める「納骨法要」、新しく用意した仏壇やお墓に仏様の魂を入れる「開眼法要」、列席者やお坊さんに食事をふるまう「お斎」があります。
ただし、開眼法要に関しては、仏壇やお墓がすでにある場合は行いません。四十九日を行う場所は、お寺・自宅・セレモニーホール等の施設があります。それぞれの特徴は、お寺は広さがあり必要な物がそろっているため、準備の手間や費用が抑えられます。
自宅は親族や友人で行いたい場合に適しています。会場手配の必要がないため、手軽に出来ます。セレモニーホール等の施設は、専門のスタッフがいるため、会場の設営や準備を任せることが出来ます。服装は、男性がスーツとネクタイでいずれも黒色を着用します。
シャツは白色になります。その他は靴下と靴は黒色です。女性は、ワンピースかスーツでいずれも黒色を着用します。スーツの場合のブラウスは白色です。その他はパンプスとストッキングはいずれも黒色になります。香典は、親族が1万円から3万円で友人や知人は5千円から1万円が適しています。香典返しは、石鹸や洗剤といった日用品か菓子折りやお茶といった飲食物が一般的です。金額の相場は香典の3分の1から2分の1が目安です。