2016年12月21日
相続税申請にかかる税理士費用の相場
相続税申告をする場合には、税理士の先生に仕事を任せるのが一般的です。では、実際に税理士の先生に仕事を依頼したときにはいくら程度の費用がかかるものなのでしょうか。相続税申告の費用は、相続財産の額によって相場が決まっています。相続財産があまりにも低い場合には、そう高い費用になることはありません。基本的に3600万円以下の場合には相続税自体が発生しませんから、その場合はもちろんゼロです。一億円前後になると、値段も上がって数十万円は必要になります。
二億円を超えてくると、百万円程度必要になるケースが多いです。ただ、五億円を超えても百五十万円程度ですから、安いといえば安いです。それ以上になると相談が必要になりますが、結局手元に残るお金の額からすればわずかですから、多少の高い安いは気にする必要もないでしょう。どちらにしても得ができますし、節税のアドバイスを受ければ、逆にプラス収支になることが多いです。税理士に支払った報酬の額以上の節税ができる確率は、相続財産の額が大きくなればなるほどアップします。
ですから、相続財産の額が大きすぎるために、税理士に多くのお金を持っていかれるのではないかと不安に感じる必要は少ないということです。むしろ相続財産の額が大きい場合にこそ、積極的に優秀な税理士の先生に仕事を依頼するのがベストな方法になるわけです。もちろん、弁護士の方でも問題はありません。相続人が多くなる場合等には、裁判をすることもあるでしょうし、弁護士に依頼をしてもいいわけです。