2021年03月05日
新型肺炎の影響かによる米国での葬儀社の状況
新型肺炎の影響において、米国で葬儀の形式が大きく変化しています。2020年にはニューヨーク市内で葬儀業者が休む間もなく働かなければならないような事態になっていました。亡くなった方の葬儀を営むことは遺族にとって重要な事です。
遺体安置所が間に合わず、冷凍トラックが臨時の遺体安置所にならざるを得ないほどに深刻な状況が続いていました。基本的に米国で亡くなった方を墓地に供養するまでは病院から斎場へ搬送し、葬式を営んで火葬あるいは土葬にするために墓地へ行くという形です。
平均的にすべての行為を終わらせるためには3日から5日程度の期間が必要となるため、1日二千人以上が亡くなった場合、市内の業者がパニックになるのは事実といえます。とはいえ、新型肺炎によって葬式を営む場合にも慎重な判断が必要となるため、必然的に日本で言うところの家族層となることは多いです。
一般的に距離を置いてお別れをしなければならない為、遺族のストレスだけではなく、業者としても対応に追われることは必然といえます。緊急の人手不足になることも少なくないうえ、24時間火葬を行わなければ間に合わない状況となっているのが事実です。
日本国内でも亡くなった方の通夜・葬式に関して、ソーシャルディスタンスを取るなど様々な対策が取られており、今後もこの流れは続くといいます。